2022/12/01
こんにちは!スターエール調剤薬局です。
スターエールでは毎月おやつ当番があり、お当番さんがその月のおやつを買いに行きます。
私がお当番になった時、以前から気になっていた塩屋にあるRosie’s Bakery(ロージーズベーカリー)さんのスコーンを買ってきました。
みんなでお茶会をしたいところですが、コロナが流行っている今はそれができず、持ち帰ったり、休憩中に一人で食べたりしました。
早くコロナが収まり、みんなで楽しくお茶会が開ける日がくるといいですね。
さて、「スコーン」とは、イギリス・スコットランドの伝統的なお菓子です。
みなさん、スコーンの食べ方をご存じですか?
スコーンはそのままかぶりつくのではなく、手で割って食べるそうです。
美味しいスコーンは、よく膨らんで、「狼の口」にたとえられる割れ目がぱっくりとできています。そこを割るのがコツだそうです。
そして割ったスコーンにクロテッドクリームクリームとジャムをたっぷりのせていただきます。
スコーンをサンドイッチのようにジャムやクリームをはさむ食べ方はダメですよ。
本場イギリスではお馴染みのクロテッドクリームですが、日本ではあまり知られていませんね。
イギリスでは2000年以上前から作られている伝統的なクリームです。乳脂肪分の高い牛乳を煮詰めてから、一晩おいて表面に固まる脂肪分だけを取り出したもので、バターと生クリームの中間のようなクリームです。
このクロテッドクリームの有名な生産地は、デボン州とコーンウォール州です。
この二つの州では、クリームの塗り方に強いこだわりがあるそうです。
デボン州ではスコーンにクロテッドクリームを塗ってからジャムをのせる一方、コーンウォール州ではジャムを塗ってからクロテッドクリームをのせるのが一般的で、どちらが「正しいのスコーンの食べ方か!?」という議論が長く繰り広げられているそうです。
ちなみに今年お亡くなりになられたエリザベス女王は、ジャムが先のコーンウォール州式で食べられていたそうで、この「スコーン論争」はコーンウォール州式が「正統派英国式」に落ち着きつつあるようです。
余談ですが、デボン州式とコーンウォール州式どちらも試してみました。
どちらも美味しかったです(笑)
次回はアイビー調剤薬局です!